東京イチャルパ2007
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写真by宇井眞紀子
2007年開催概要
  日時:2007年8月12日(日) 午後1時から5時

場所:港区芝公園内4号地 みなと図書館近く

交通:都営三田線「御成門」徒歩2分 JR「浜松町」徒歩12分(→地図

主催:東京・イチャルパ実行委員会

連絡先:レラの会事務局 03-3387-2252
 
プログラム

 13:00 カムイノミ(神への祈りの儀式)
 14:00 イチャルパ (先祖供養)
 16:00 アイヌ古式舞踊
 17:00 終了
 
一般参加の方へ
 
  • 一般の方も儀式を観覧できます。
  • 儀式の最中は大きな物音や声を立てず静かにご覧ください。
  • 写真撮影はご遠慮ください。東京・イチャルパ実行委員会の了解を得ない撮影はお断りさせていただいています。
  • 儀式を行う場所にはヌササン(イナウ=御幣を並べた神棚)があります。カムイの通り道であるため、その周辺には極力近づかないでください。
東京イチャルパとは?
   1872年「開拓使仮学校付属北海道土人教育所」および「第三官園」に北海道から38名のアイヌが強制連行、就学させられました。そのうち5名は故郷から遠く離れた土地で亡くなりました。

 この歴史的事実を明らかにするために、東京イチャルパ実行委員会を中心に数年前から資料収集を行ってきました。2003年からは、「開拓使仮学校付属北海道土人教育所」の跡地である芝公園内で東京イチャルパを開始し、今回は第4回目です。
 
 イチャルパとは、アイヌ民族の伝統的な先祖供養です。女性が行う儀式で、一人ずつ、先祖供養用の神棚にイナウ(御幣)やにごり酒、供物を供えます。それらが先祖の国に住む先祖に届くと考えられています。
カムイノミとは?
   囲炉裏に立てたアペフチイナウ(火のカムイの御幣)にトノト(御神酒・にごり酒)をたらし、アペフチカムイ(火のカムイ)を通して、様々なカムイに言葉を語りかける儀式です。その後、イチャルパ(先祖供養)へと続きます。